《人は互いの発するエネルギーに呼応する》
前回、人の持つ気=iエネルギー)の質が、同質のエネルギーと引き合うと言った話をしたが、このことについては『類友・・・』
以外にも、『似たもの夫婦』などと言う言葉も知られている。
相性と言うのがあるが、これなども結局はエネルギーの質に引き合う要素が多いか、或いは反発する要素が多いかで決定されるように考えられる。
確かに共通の話題があるとか、趣味が同じとか、または考え方が近いとか言う事も引き合う要素にはなるが、逆に言えば全く違う趣味、 違う業界、主義主張で対立的であっても、人間として好きになれる人はある。
この点を考えるとエネルギーの質に共通性がある事は、ある意味で相性が良く、一緒に居ても疲れない相手となりやすく、 いくら共通する部分が多くても、エネルギーの質が異なると最終的には一緒に居づらくなる相手となる可能性が高い。
《エネルギーの質は人以外のものも引き寄せる》
不幸ばかりを引き寄せる人や、恋愛運、金運の悪い人など、自分は運が悪いと事あるごとに嘆く人がいる。
また私の知人にも、傍から見ていても本人が引き寄せているのではないかと思うくらい、事故やトラブルを引き寄せる人もいる。
この辺も考えてみると、その人自信の持つエネルギーの質によるところが多いと思える節がある。
この事についても『心構え』や『心の持ち方』と言う言葉に表されているが、『心構え』や『心の持ち方』 はエネルギーの質を決定すると思われる。
そしてたびたび事故や不幸を引き寄せる場合には、このエネルギーの質が大きく関わっている事を考える必要がある。
《強いエネルギーは人に影響を与える》
多くのカリスマ的な人に共通する要素を考えると、そこに出てくるのはエネルギーの強さである。
そこには質とは無関係な怖さが潜んでいる。
ヒトラー等を思い浮かべると判りやすいかも知れない。
狂った心の持ち主に、強いエネルギーが与えられたら、周りを巻き込んで周りを不幸にする。
そして巻き込まれるのは、心構えの弱いかもしくは無い、そしてエネルギーの弱い人々である。
《強くて良いエネルギーを身に付けるには》
ハイパーレイキなどのエネルギーワークは、自分のエネルギーを高めるためには手軽で易しい方法である。
従って弱いエネルギーを高める方法として、多くの人に貢献してきたと自負する事は多い。
しかしそれだけではエネルギーの質は良くならない。
それが証拠にエネルギーの強さだけを求めたり、強さだけにこだわる人達は多くの場合過ちを犯し自滅する事も多い。
エネルギーの質を高め、自分の周りに良い人達を引き寄せるためには、先ず自分の心構えをしっかりと持ち、より高い人格の向上を目指す。
さらにエネルギーを高めるための努力を怠らなければ、自然と周りが変化し始める。
『自分が変われば周りが変わる』と言うが、この短い言葉は多くの真理を含んでいる様である。