《人の質と友達の事》
恐らく多くの人が長い人生の間に、付き合う人の種類が変わって来る事を体験するのだと思う。
例えは高校時代の友達と、大学時代の友達。
そして社会人に成り立ての頃の友達と、30代の頃の友達など。
仕事が変われば当然付き合う人も変わるのだが、単にそれだけでは無く、 プライベートでも親しくなる人の種類が変わってくる次期があるかもしれない。
これが相当の年齢になってくると、ある特定の時期には何かの特徴を持った人との付き合いが多いと言った、
ある種の傾向が見られる事がある。
それが人生の中で良い次期なのか、悪い時期なのかはその人でないと判らないし、
また一概に良いとか悪いとか決め付けるのも難しいかも知れない。
では何故このような現象が起こるのだろうか。
それは即ち自分の持つ『気』(エネルギー)の質が、同質のエネルギーと引き合うからだとも考えられる。
よく『類は友を呼ぶ』と言うが、この類は何を指すのかと言う事になる。
それはまさに同種のエネルギーの質をもつ者同士を『類』と言う事になる。
このエネルギーの質を決めるのは本人の持つ性格などの他に、学習によって身に付けた事や、様々な体験に裏付けられた目に見えない部分。 つまり潜在意識にインプットされた情報などが関わっている。
このような質と強さによって個々の人間は呼応し、反発したりまた引き付けあったりしているのである。
私自身を考えてみても、ここ1年足らずで接する人が変わってきているのが判るが、この傾向は今の私にとってとても良い傾向だと見ている。
上辺の口先だけで人を動かそうとするような人や、 表では善人を装いながら影では姑息で人を利用する事しか考えない狡賢い人達が段々と自分の周りから離れ、 残ったのはまじめで何かを求めていこうとする探究心の多い人達であり、また新たにそう言う人達との出会いが増えてくる。
これは自分自身がさらに向上して、今まで自分の中にあったそう言う部分と決別できてきている証なのかも知れない。