《ヒーリングって》
最近はヒーリングやセラピーと言う言葉が身近になった。
今朝のニュースでもヒーリング・
ルームで無価値な高額商品を売りつける悪徳商法にどっかの県警幹部が関与していたと言うニュースが流れていた。
元々ヒーリングとは、治療や特に心の癒しを指す言葉なのだが、いつの間にか訳のわからない事に使われているようである。
レイキも昔からレイキ・ヒーリングと標榜しているところもあって、主にその癒し面を強調しているレイキが多かったが、
こうなるとヒーリングと言う言葉が使いにくくなる。
ヒーリングの事をよく知らない人達にとっては、メディアを通して一旦ヒーリングと言う言葉に悪いイメージを持ってしまうと、
霊感商法もレイキも一緒くたにしてしまう可能性があるからだ。
かつてマインドコントロールが悪いイメージで使われると、マインドコントロールの本来の意味を知らなくても、マインドコントロール、
イコール第三者に心が操られる、事になってしまった。
そしてまともな心のトレーニング法だったマインドコントロールまで名前を変えざるを得なくなってしまった。
一時期オウムの修行風景がテレビで流されると、河原で生徒さんと元極の練功を集団でしていると「あれオウムとちゃうか」
と指を指された。
特に精神世界の言葉が、何らかの悪いイメージと結び付けられると、あっという間に無知な一般の人達の間にそれが広がってしまう。
先日もある一般人の集まりで私の名刺を見て「怪しい!!怪しい!!」を連発されたが、私にはその人の言葉が「私は無知です、
ごめんなさい私はこの分野では知識の無いお馬鹿です、お許し下さい」と聞こえてしまう。
恐らくその人が反応したキーワードは、研究所、ハイパーレイキ、催眠、神経言語、セラピー、などの単語群などと思う。
ところが同じ名刺を見ても、自分が知っている単語があると逆に興味を示してくれる事が多い。
また目に見えないもの扱っている事より、目に見える物を扱っている方が理解されやすい様でもある。
共時性の法則から行くとここしばらくは『ヒーリング』のイメージを損ねるような報道が続く可能性があるので、 ヒーリングを標榜する業種の人は何かの対策を立てる必要があるかも知れない。